習い事に“無関心”という名の距離
元夫は、双子の習い事にほとんど関心がありませんでした。
2人が「やってみたい」と言ったことを相談すると、
決まって返ってくるのはこの言葉でした。
「俺はやらなくていいと思うから、やらせたいならハナが月謝払って」
そろばん、バレエ、英語、ダンス、プログラミング、水泳。
同時期ではないけれど、双子はいろいろなことに挑戦しました。
そのすべての月謝は、私が払っていました。
二人分なので時短勤務をしている私には負担が多い時期もありました。
月々の家計負担についてもいつか書こうと思います。
英語教室の参観日で起きたこと
ある平日、元夫が有給をとって家にいました。
たまたまその日が、双子の英語教室の参観日。
「見に行く?」と聞くと、
「行く」と言いました。
生徒が3人しかいない小さなクラスで、
ネイティブの先生が1人ずつに英語で質問し、
順番に答えていく形式でした。
しかし、双子は2人とも固まってしまい、
口を開けなくなってしまいました。
先生が優しくヒントを出してくれても、
私が後ろからフォローしても、
2人は長い間何も言えませんでした。
緊張しているんだろうな。
私たちが見ているから、
…いや、恐らく“パパがいるから”。
そう思うと、2人に申し訳ない気持ちになりました。
参観が終わって家に帰ると、元夫は双子に向かって言いました。
「パパ、ああいうの見てるとイライラする。
イライラするからもう参観とかは行かないから」
私は言葉を失いました。
子どもが緊張して言葉が出なかっただけ。
それを“イライラする”で片づけてしまうのか。
胸がぎゅっと締めつけられました。
初めてのダンス発表会
双子にとって初めてのダンス発表会。
午前中は準備やリハーサルで、
本番は午後からでした。
元夫は用事があったのか記憶が曖昧ですが、
本番だけ来るという話になっていました。
一方で、私の母はダンス鑑賞が好きで、
双子の発表会をとても楽しみにしていました。
ただ、
元夫と母の仲がとても悪かったため、
母が見に来ることを元夫には伝えていませんでした。
午前中は衣装やお化粧の準備があり、
下の子を見ていてもらえると助かるので、
母にお願いしていました。
靴を忘れたことに気づいて…
元夫が家を出る前、
発表会で履かせる予定だった靴を家に忘れたことに気づき、
急いでLINEを送りました。
「靴、持ってきてほしい」
しかし、元夫が到着すると手ぶら。
「靴って持ってきてくれた?」と聞くと、
LINEを見ていなかったらしく、
「大事なことは電話しろ」
と怒られました。
絶対にその靴じゃないといけないわけではなかったので、
「大丈夫だよ」と伝えましたが、
「取りに帰る」
と聞きませんでした。
どう考えても発表会に間に合わない時間。
私は止めましたが、
元夫はそのまま帰っていきました。
ギリギリで戻ってきたけれど…
なんとかギリギリの時間に戻ってきた元夫。
しかし、
母がいるのを見た瞬間、
表情が一気に険しくなりました。
そして、
「俺、帰る」
と言って、
双子の発表会を見ずに帰ってしまいました。
自己犠牲?自分優先?
もちろん、
母が来ることを事前に伝えておくべきだったと思います。
でも、
- 孫の晴れ舞台を見たいおばあちゃんの気持ち
- 見に来てくれたことを喜ぶ双子の気持ち
- 私が双子の準備をしている間、下の子を見てくれていた母の存在
そのどれもが、
元夫の中では“考慮すべきこと”として存在していないように見えました。
全てにおいて自分を犠牲にして子どもを優先する必要はない。
と思っています。
でも、元夫は“全てが自分優先”に見えてしまう。
発表会という特別な日でさえ、
怒りの矛先は私や母に向けられ、
双子の晴れ舞台は置き去りにされていました。
言葉の重さと、双子の心
普段から、私が何かを発言すると
元夫に馬鹿にされたり、揚げ足をとられたりすることが多かったです。
双子に対しても同じような言い方をすることがあり、
パパの前で何かを言うのが怖くなってしまうのも無理はないと思っていました。
だからこそ、
英語参観の日に双子へ言い放った
「イライラするからもう参観行かない」
という言葉だけは、
どうしても見過ごせませんでした。
発表会に来なかったことなら、
私がいくらでもフォローできます。
でも、
双子に直接ぶつけたその言葉は、
確実に2人の心に傷を残している。
そう思い、私は元夫に伝えました。
「ああいう言い方をすると自己肯定感が下がるし、
ますます自信をなくして、自分の意見も言えなくなってしまうよ」
すると元夫は、
「自己肯定感ってなに?」
と返してきました。
私は、当時よく見ていた教育系のYouTubeで学んだ内容を
できるだけわかりやすく説明しました。
すると、
「あなたはYouTubeで見たもの全部信じるんですか?」
「俺は、ああやって言うことで悔しさをばねに
次はやるぞって気持ちにさせてるんだ」
と言われました。
私は双子の気持ちを守りたくて、
いろんな情報を自分なりにまとめて伝えたつもりでした。
でも、
一度“否定モード”に入った元夫には、
何を言っても全て跳ね返されるだけ。
「会話ができない人と生活するのは本当にきついな」と
このとき改めて思いました。




コメント